12世紀ルネサンスの知識

12世紀ルネサンス


12世紀ルネサンス(じゅうにせいき―、Renaissance of 12th Century)とは、ヨーロッパ中世の12世紀にも、古典文化の復興と、文化の高揚が見られるとして、使われる言葉である。ルネサンスといえば、13世紀以降イタリアで始まったとされ、それ以前の中世は暗黒時代とみなされてきた。こうした中世とルネサンスの間に断絶があるとする従来の中世観・ルネサンス観を相対化し、中世と近世近代の連続性を強調し、中世の再評価を図ろうとするものである。アメリカの歴史家チャールズ・ホーマー・ハスキンズ(:en:Charles Homer Haskins|Charles Homer Haskins 1870-1937)が『12世紀ルネサンス』(The Renaissance of the twelfth century,1927年)の中で提唱し、現在では様々な面から12世紀の文化が再評価されている。古典の文化がイスラム・東ローマ帝国|ビザンツの文化を経由してヨーロッパに伝えられ、大きな刺激を与えた。

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「十二世紀ルネサンス」(新装版、みすず書房、1997年) シチリア王国の首都パレルモの宮廷でイスラム(アラビア語)やビザンツ(ギリシャ語)の文献がラテン語に翻訳された。(フリードリヒ2世 (神聖ローマ皇帝)|フェデリーコ2世も参照) スペインのレコンキスタ運動の中、トレドでイスラムの医学・数学などの文献が翻訳された。学問の隆盛 アベラール(1079年-114...

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