ドン・キホーテの知識

他メディアへの展開


音楽


リヒャルト・シュトラウスがこの小説を題材に作曲した交響詩が最も有名である。ドン・キホーテ (交響詩) を参照。その他には次の作曲家が取り上げている。
  • ゲオルク・フィリップ・テレマン - 管弦楽組曲
  • ジュール・マスネ - オペラ
  • レオン・ミンクス - バレエ音楽(後述)
  • モーリス・ラヴェル - 連作歌曲集『ドゥルシネア姫に心を寄せるドン・キホーテ』(元はシャリアピン主演の映画(後述)のために作曲された)
  • ロバート・W・スミス - 交響曲日本放送協会|NHK「みんなのうた」で、この小説を題材にした「ドン・キホーテ」(初放送:1981年2月、作詞:仲倉重郎、作曲:吉岡しげ美 、唄:ささきいさお|佐々木功)という楽曲が存在する。

    映画・演劇


    映画化作品としてはゲオルク・ヴィルヘルム・パプスト監督の『ドン・キホーテ』(1933年 フランス)が有名。主演はロシア出身のバス (声域)|バス歌手フョードル・シャリアピン。ジャック・イベールが劇中歌を含む音楽を作曲している。演劇作品としては、アメリカ合衆国|アメリカの作家デイル・ワッサーマンが脚色した1965年初演のミュージカル、『ラ・マンチャの男』が有名である。この作品は、『ドン・キホーテ』をストレートにドラマ化するのではなく、作者のセルバンテスが教会侮辱の罪で捕らえられた後の牢獄が舞台となっている。この牢獄で、牢名主に『ドン・キホーテ』の原稿を取り上げられそうになったことから、セルバンテス自身がドン・キホーテを演じて理解を求める、という重層的な構造とされている。日本でもミュージカルの舞台として上演されており、松本幸四郎 (9代目) の当たり役として評価が高い。1972年には映画化されている。オーソン・ウェルズが映画化を試みたが、完成しなかった。テリー・ギリアムが『ドン・キホーテを殺した男』と題して、独自の脚色を加えた映画化を試みたが、撮影6日目にして中止を余儀なくされた。この経緯は『ロスト・イン・ラ・マンチャ』と題したドキュメンタリー映画として公開された。『BS海外傑作ドラマ特選ドン・キホーテ』マヌエル・グティエレス・アラゴン監督、カミロ・ホセ・セラ脚色、フェルナンド・レイ主演で、本国スペインにてドラマ化。日本では1992年7月28日、29日、30日の三夜連続でNHK衛星第二でオンエア。声の出演は日下武史、山谷初男。

    バレエ


    音楽はレオン・ミンクス。
    クラシックバレエのドン・キホーテでは、ドン・キホーテは主役として扱われていない。
    踊る場面もなく、物語の端々に登場するだけの存在であり、物語の中心は若い男女の恋物語となっている。
  • プロローグ
    書斎で騎士物語を読みふけるドン・キホーテは次第に現実と空想の境目がなくなり、サンチョ・パンサを従者に、物語の中に出てきたドルシネア姫に会いに旅に出る。
  • 第1幕
    舞台はスペインの市場。床屋の息子バジルと宿屋の娘キトリは愛し合っているが、父親はキトリを金持ちのガマーシュと結婚させたい為、二人の仲を許してくれない。闘牛士達も現れ、活気づく街に突然風変わりな風貌のドン・キホーテ一行が現れる。ドン・キホーテはキトリをドルシネア姫だと思い込んでしまう。
  • 第2幕
    市場の騒動の合間にバジルとキトリは駆け落ちし、ロマの宿営地にたどりつく。二人を追いかけてドン・キホーテ達もやってくる。やがて、ロマたちによる人形劇がはじまるが、ドン・キホーテは人形劇に登場する悪者を敵と勘違いし台無しにし、仕舞には風車を巨大な敵だと勘違いして突撃し、意識を失う。意識を失ったドン・キホーテは夢の中でドルシネア姫に会う。舞台は居酒屋にうつる。どうしても結婚を認めないキトリの父に対し、バジルは狂言自殺をし、その演技に騙され父親は結婚を認めてしまう。
  • 第3幕
    キトリとバジルの結婚式が盛大に行われる。ドン・キホーテはドルシネア姫を探してまた旅に出る。

    Quotation:Wikipedia - Article - History  License:GFDL

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