歌曲の知識
イタリア歌曲
オペラの国イタリアでは、厳密には歌曲とは言えない前述の「古典歌曲」として知られる作品を除くと、19世紀前半にはジョアキーノ・ロッシーニ|ロッシーニやガエターノ・ドニゼッティ|ドニゼッティ、ヴィンチェンツォ・ベッリーニ|ベッリーニなどのオペラ作曲家が歌曲を書いているが、ドイツのように芸術歌曲として深く発展することはなかった。そのご19世紀中期にフランチェスコ・パオロ・トスティがサロン風歌曲を多数残すが、ようやく19世紀後半になってオペラ一辺倒の風潮に異を唱えたジュゼッペ・マルトゥッチ|マルトゥッチによって、本格的な芸術歌曲と呼べるようなものが書かれた。この流れを受け継ぎ、20世紀前半にはオットリーノ・レスピーギ|レスピーギやイルデブランド・ピツェッティ|ピツェッティなどが優れた歌曲を残している。20世紀前半にはまた「オー・ソーレ・ミオ」に代表されるようなナポリターナ又はカンツォーネ(「イタリア民謡」と呼ばれたこともあるが本来の意味での民謡ではない)が流行するが、ピツェッティに代表される芸術歌曲とは別な物と考えるべきであろう。
主な歌曲作曲家
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ベンジャミン・ブリテンその他の国の歌曲主な歌曲作曲家 通常、ピアノ伴奏で歌われるものが多いが、ロマン派の作品にはオーケストラ伴奏のものも多く見られる。歴史的には無伴奏のもの、小型の楽器で伴奏するもの、小編成の器楽で伴奏するものなどがあった。歴史 声楽曲自体は、作品が再現できない古代ギリシア時代はさておき、西洋音楽では中世西洋音楽|中世初期の教会音楽であるグレ...
