オーケストラの知識
オーケストラの歴史
オーケストラの語は、ギリシャ語のオルケーストラ(ορχηστρα)に由来する。これは舞台と観客席の間の半円形のスペースを指しており、そこで合唱隊(コロス、コーラスの語源)が舞を踊ったりしていた。
第九
弦楽合奏に管楽器の加わった管弦楽は、バロック音楽|バロック期にオペラの伴奏として、弦楽合奏の補強にオーボエやファゴットなどの木管楽器が加えられたのが始まりで、クラウディオ・モンテヴェルディ|モンテヴェルディのオペラに初期の形態を見ることができる。このころのオーケストラは、弦楽器を中心にフルート、オーボエ、トランペット、トロンボーン(サックバット)を加えたものであった。ヨハン・ゼバスティアン・バッハ|バッハやゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル|ヘンデルらによってオラトリオやカンタータの伴奏としてもオペラ風の管弦楽が取り入れられて発展し、管弦楽独自のための音楽としては合奏協奏曲や管弦楽組曲が生まれた。次第に金管楽器やティンパニなど加わって大規模になった。古典派音楽|古典派期には交響曲や協奏曲、オペラの伴奏として大いに発展し、コンサートホールでの演奏に適応して弦楽を増やし大規模になり、またクラリネットなど新しい楽器が加わって、現在のような形となった。クリストフ・ヴィリバルト・グルック|グルックのオペラ『オルフェオとエウリディーチェ (グルック)|オルフェオとエウリディーチェ』において、ピッコロ、クラリネット、バスドラム、トライアングル、シンバルがオーケストラに加わった。ロマン派音楽ではさらに管楽器の数や種類が増え、鐘|チャイムやマリンバ、グロッケンシュピールなどの打楽器が加えられた。時にはチェレスタ、ピアノなどの鍵盤楽器やハープが登場するようにもなった。
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(*団体名は在任当時)常任指揮者以外の指揮者は客演指揮者と呼ぶ。多くのオーケストラでは、常任指揮者以外に多数の客演指揮者を加え、不足するレパートリーを補ったり新しい共演により芸術的な向上を図ったりする。もっとも常任指揮者によっては、フルトヴェングラーやカラヤンのように自分のライヴァルには絶対振らせないという強権を発動することもかつてはあった。用語 多くの場合...
