オーケストラの知識
指揮者
一般に、指揮者はオーケストラの一員ではない。このことから、演奏会ごとに違う指揮者が指揮をするということが、特にプロのオーケストラにあっては普通に行われる。同時に多くのオーケストラは「常任指揮者」(他に「首席指揮者」、「音楽監督」など)と呼ばれる特定の指揮者と長期にわたって演奏を行うため、任期中はその指揮者の得意なレパートリーや演奏の様式によってオーケストラの個性が特徴付けられることが多く、しばしば指揮者の名前を冠して「〜時代」などとして言及される。
このような関係として特に有名なものの一例は次のようなものである。
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー|フルトヴェングラー、その後任のヘルベルト・フォン・カラヤン|カラヤンとベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
カール・ベーム|ベームとウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
エルネスト・アンセルメ|アンセルメとスイス・ロマンド管弦楽団
ラファエル・クーベリック|クーベリックとバイエルン放送交響楽団
フランツ・コンヴィチュニー|コンヴィチュニーとライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
カール・リヒター|リヒターとミュンヘン・バッハ管弦楽団
エフゲニー・ムラヴィンスキー|ムラヴィンスキーとレニングラード・フィルハーモニー交響楽団)
アルトゥーロ・トスカニーニ|トスカニーニとNBC交響楽団
ブルーノ・ワルター|ワルターとコロンビア交響楽団
レナード・バーンスタイン|バーンスタインとニューヨーク・フィルハーモニック
レオポルド・ストコフスキー|ストコフスキー、その後任のユージン・オーマンディ|オーマンディとフィラデルフィア管弦楽団
ウィレム・メンゲルベルク|メンゲルベルクとロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団|アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
フランス・ブリュッヘン|ブリュッヘンと18世紀オーケストラ
フリッツ・ライナー|ライナーとシカゴ交響楽団
ゲオルグ・ショルティ|ショルティとシカゴ交響楽団
ジョージ・セル|セルとクリーヴランド管弦楽団
ウラジミール・フェドセーエフ|フェドセーエフとモスクワ放送交響楽団(現・モスクワ・チャイコフスキー交響楽団)
エフゲニー・スヴェトラーノフ|スヴェトラーノフとソヴィエト国立交響楽団(現・ロシア国立交響楽団)
セルジュ・チェリビダッケ|チェリビダッケとミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団とシュトゥットガルト放送交響楽団
ズービン・メータ|メータとイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
シャルル・ミュンシュ|ミュンシュとパリ管弦楽団とボストン交響楽団
アンドレ・クリュイタンス|クリュイタンスとパリ音楽院管弦楽団(現在のパリ管弦楽団の設立母体)
ヴァーツラフ・ノイマン|ノイマンとチェコ・フィルハーモニー管弦楽団
クラウス・テンシュテット|テンシュテットとロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
サイモン・ラトル|ラトルとバーミンガム市交響楽団
リッカルド・ムーティ|ムーティとミラノ・スカラ座管弦楽団
シャルル・デュトワ|デュトワとモントリオール交響楽団
ギュンター・ヴァント|ヴァントと北ドイツ放送交響楽団
マリス・ヤンソンスとオスロ・フィルハーモニー管弦楽団
オスモ・ヴァンスカとラハティ交響楽団
日本人指揮者だと
大植英次とミネソタ管弦楽団
小澤征爾と新日本フィルハーモニー交響楽団、ボストン交響楽団、サイトウ・キネン・オーケストラ
小林研一郎と日本フィルハーモニー交響楽団
秋山和慶と東京交響楽団
朝比奈隆と大阪フィルハーモニー交響楽団
(*団体名は在任当時)常任指揮者以外の指揮者は客演指揮者と呼ぶ。多くのオーケストラでは、常任指揮者以外に多数の客演指揮者を加え、不足するレパートリーを補ったり新しい共演により芸術的な向上を図ったりする。もっとも常任指揮者によっては、フルトヴェングラーやカラヤンのように自分のライヴァルには絶対振らせないという強権を発動することもかつてはあった。
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(*団体名は在任当時)常任指揮者以外の指揮者は客演指揮者と呼ぶ。多くのオーケストラでは、常任指揮者以外に多数の客演指揮者を加え、不足するレパートリーを補ったり新しい共演により芸術的な向上を図ったりする。もっとも常任指揮者によっては、フルトヴェングラーやカラヤンのように自分のライヴァルには絶対振らせないという強権を発動することもかつてはあった。用語 多くの場合...
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